2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

斬り捨て御免

「無礼討ちで人を殺しても罪にならない」という武家の特権で、時代劇では、ぶつかっただけでも「無礼者!」の一言で斬り捨てられますが、こちらも実際は少なかったそうです。というか、できなかったと言うのが現実だった。 まず、斬った場合には役所に届け出…

辻斬り

時代劇では、人気の無い夜、提灯を持った町人などが、闇からスッと現れた浪人者にバッサリ斬られる場面が描かれることが多いが、時代劇で取り上げられる年代では、それほど横行していなかったようです。実際に辻斬りが問題になっていたのは江戸の初め頃。戦…

バブルの塔

新宿副都心に聳える東京都庁舎。有名な建築家のデザインにより、平成2年に竣工したこの建物は、バブル期を象徴する遺構でもある。巨費を投じて、当時最先端の技術で建てられているのだが、僅か15年後の現在、照明関係のシステムの故障や漏水など、満身創…