続・風林火山

先週観られなかった「風林火山〜天下への道〜」の再放送を観た。
はっきり言って、今回が一番渋かったような。
物語の大きな転換点で、各勢力の状況を説明するかのような回だった。
それなのに、とても見応えがあり、今年の大河のしっかりとした作りを垣間見る感じ。
主人公の属する勢力以外を、これほどしっかりと描いた大河は珍しいのでは。
今川家、北条氏、村上氏、小笠原氏、関東管領上杉氏、越後長尾家など、それぞれに名の知れた俳優を配して重みを出しているのが功を奏しているようだ。
滅び行く関東管領上杉憲政市川左團次氏、越後の名将宇佐美定満に緒方拳氏など、相手方にも大物が。
さらに、それぞれの勢力に属する武将たちも多数登場するのも、戦国好きには堪らない。
上杉方の大熊朝秀、柿崎景家、北条の清水吉政、村上の須田新左衛門などが渋い。
初期に出ていた今川家重臣庵原忠胤役の石橋蓮司氏がも良かった。
今川家は、藤村志保さん演じる寿桂尼伊武雅刀氏演じる太原崇孚雪斎とかなり豪華。ちなみに、当主の義元は谷原章介さん。
でも、やっぱり宇佐美定満の今後の活躍に期待してしまいます!
景虎(謙信)の従兄弟、長尾政景とどうなるのかが楽しみ(笑)