閉店

十数年前にふらりと立ち寄り、その後常連となったワインバーの姉妹店が、3月いっぱいで閉店となっていた。オーナーから、「新しい店を出すからご贔屓に」と言われたのが十年ほど前。開店初日に顔を出し、以来今までお気に入りの場所となっていたのだが、昨年秋頃から店長が替わり、その方の客が多く訪れるようになってから居心地が悪くなり、しばらく足が遠のいてしまった。ところが、近くの立ち飲みワインバーの店長から、「また替わったみたい。」との話を聞き、それならばと行ってみたところ、「3月30日で閉店しました。」との張り紙が。思い出深い店だったので、一瞬、呆然と立ちつくしてしまった。ある意味、隠れ家的だった場所が、急に無くなってしまうのは寂しいことですね。