行政対象暴力

ここ数年で、急激に増えてきたらしい。
読んで字のごとく、行政やそれに従事する職員に対する脅しや暴行などの犯罪である。
長崎市長が凶弾に倒れたのも、まさにこの行政対象暴力の最たるもの。
自治体の中には、幹部職員が殺害されるなど、その凶悪性は増しています。
毅然とした態度で立ち向かえば解決する問題だと、今夜も評論家が話していた。
殺されるかもしれないという不安の中、そんな簡単な話ではない。
殺された方も、便宜を図るように持ちかけられたことに対して、断固拒否したことに対する報復だった。
暴力により行政が歪められれば、困るのは我々住民。
行政対象暴力は、対岸の火事ではない。