広島

今日、広島は61回目の原爆忌を迎えた。
たった一発の爆弾により、約14万人(1945年8月〜12月までに亡くなった方)の命が失われた日です。
犠牲者のほとんどは一般市民であり、国際法違反の大量虐殺に値するはずなのだが、法の解釈や日本が敗戦国あることなどから、未だにアメリカからの謝罪は無い。そもそも、日本の政府が要求すらしていないのだが。
自国内でも核の都市破壊への利用を阻止する動きがあったにもかかわらず、戦争の陰に隠れて核兵器の人体実験を行ったというのが事実のようだ。人類史上、これほど残虐な行為は無いだろう。どんな理由をつけたとしても、これだけの命を一瞬にして奪った行為が正当化されることは無い。日本は、もっと原爆投下の罪について、国際的に声を上げるべきだろう。
核兵器の使用を命令した人」は、永久的にその罪は拭われないのだから。

※平成10年(1998)までに死亡が確認されたのは27万3,212人。これに平成11年(1999)度〜平成16年(2004)度に原爆死没者名簿に登載された3万17人を加えると、広島における原爆犠牲者数は約30万人となる。