芸術鑑賞

今朝、目覚めたら9時を回っていた。
「さて、どうしたものか」と考えていたら、ふと、「若冲」の名が浮かんだ。ちょうど今、国立博物館で「若冲と江戸絵画」展が開催されていることに気付き、急遽上野へ行くことに決定。
伊藤若冲は、江戸中期の画家。今回の展覧会は、江戸の画家たちの作品を愛するロサンゼルス在住のジョー・プライス氏のコレクションから、若冲を中心に、丸山応挙、酒井抱一、鈴木其一などの作品を展示。
個人的には、鈴木其一が結構お気に入りなのですが、今回は、日頃日本では見ることの出来ない作品が見られて良かった。若冲の「紫陽花双鶏図」、鈴木其一の「貝図」、「青桐・紅楓図」、丸山応挙の「懸崖飛泉図屏風」、磯田湖龍斎の「雪中美人図」など、素晴らしい絵に出会えました!
ちょっと残念だったのは、肝心の「若冲」の絵がいまひとつだったこと。これまで、もっと素晴らしい彼の作品を観ていたので。。。
まあ、全体的には良かったし、光を意識しての展示も、これまでに無い試みでとても感動しました。