春一番

今日、気象庁が、東京に春一番が吹いたと発表しました。去年より11日遅かったそうです。気温も上がって、都心では、17.6℃を記録。暖かかくて風が強かったので、花粉もよく飛んだらしく、職場でも、至るところで大きなくしゃみが聞こえました(笑。
ちなみに、気象庁の基準では、1,立春から春分の間に吹くこと、2,日本海で低気圧が発達していること、3,南よりの8m以上の強い風であること、4,気温が上昇することをクリアした場合に、春一番が吹いたと発表するそうです。このため、まったく吹かない年もあれば、続けざまに春二番、春三番と吹くこともある。観測されるのは、西日本、東日本の太平洋側が普通で、北日本ではあまり観測されない。
春一番の由来は、どうも九州の五島列島らしく、江戸時代の安政6年、この強い風で遭難した漁師たちの間で、「春一番」と呼ばれたのが始まりらしい。全国的に呼ばれるようになったのは、やはりマスコミの影響とのことです。