山陰への旅2

2日目も、朝から雨模様。
この日は、以前から興味のあったトロッコ列車「奥出雲おろち号」を体験。
出雲市駅の3つ隣の宍道駅から乗車した「おろち号」は、トロッコと控えの客車、機関車の3両編成。あいにくの雨だったので、ほとんどの乗客が控え車に乗り、トロッコ車両は、完全装備の人や雨にも負けない強者だけ。私も、途中からトロッコ車両へ陣取り、3段スイッチバックや「奥出雲おろちループ橋」などの見所を堪能。備後落合からの折り返しの「おろち号」では、そばで有名な「亀嵩」駅で、予約していた「そば弁当」を受け取り、車内で味わった。美味しいそばだったのだが、量とつゆが少なかったのが残念。また訪れる機会があったら、途中下車して味わってみたいと思う。
宍道駅へ戻り、快速列車に乗り換えて、石見路を西進。人家も道路も無い、断崖と日本海しか無い景色の中を走りぬけ、今宵の宿がある温泉津駅へ到着。降り立ったのは私一人。駅前も寂しい限りで、温泉街行のマイクロバスが停まっていただけ。
バスに乗ってすぐ、趣のある温泉街の街並みが現れた。国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている温泉津温泉街は、とても懐かしい感じがする街並みで、寅さんの映画の舞台のような感じ。宿の前にバスを着けていただき、チャックイン。早速、夕暮れ迫る温泉街を散策し、その後、一風呂浴びて寛いだ。
極楽です。